冬のTOKYO交通安全キャンペーン

実施期間

令和7年12月1日（月曜日）から12月7日（日曜日）

重点

1．高齢者を始めとする歩行者の安全の確保

高齢者の方へ

歩行者の死亡事故のうち、犠牲となった方の半数以上は高齢者であり、高齢者側による信号無視や横断違反を原因とする事故も多く発生しています。
慣れた道でも交通ルールを守り、十分な安全確認を行うなど、他の見本となるような安全行動をお願いします。

保護者の方へ

都内では、飛び出しや横断違反などを原因とした子供の重大事故が発生しています。
保護者の方には、普段から交通ルールに関する理解を深めていただき、お子様に正しい交通ルールとマナーを繰り返し教えていただくようお願いします。
また、小さなお子様と一緒にお出掛けになる時は、目と手を離さないようにしてください。

• 子どもの交通安全については、こちらもご確認ください

全ての歩行者の方へ

横断歩道を横断する際は、車が自分に気がついていないかもしれないという意識を持ち、必ず安全確認をしてから渡るなど、安全な行動を実践してください。
また、お酒を飲んで道路に寝込んでしまい、車に轢かれる痛ましい事故が発生しています。
飲酒した時は、家に帰るまで気を引き締めてください。

2．夕暮れ時と夜間の交通事故防止

反射材を活用しましょう

年末にかけて日没時間が早くなり、夕暮れ時や夜間の重大事故が増加する傾向にあります。
歩行者や自転車の方は、明るい服装に反射材用品を身に着けるなど、ドライバーに自分の存在をアピールしましょう。

ライトは早めに点灯しましょう

夕暮れ時の事故を防ぐために、車のライトは早めに点灯しましょう。
ハイビームを適切に使用し、歩行者の存在や前方の状況を早めに把握しましょう。

3．二輪車の交通事故防止

二輪車を利用する方へ

都内では、二輪車（原付を含む）の単独事故や右折時での直進車との衝突事故が多く発生しています。
二輪車を運転するときは、慣れた道でも速度を控えて安全走行を心がけましょう。
二輪車のすり抜け運転や無理な追い越しも重大事故につながる危険な行為なので絶対にやめましょう。
ヘルメットのあごひもをしっかりと締めて、胸部を守るプロテクターを着用しましょう。

4．自転車と特定小型原動機付自転車利用時の交通ルールの理解・遵守の徹底

自転車を利用する方へ

自転車を運転する際は、「自転車安全利用五則」を守りましょう。
自転車乗用中の交通事故の多くは交差点で発生しています。
信号機が設置されていない交差点では一時停止と安全確認を確実に行い、交通事故防止に努めましょう。

また、令和8年4月1日から自転車の交通違反に対して交通反則通告制度（いわゆる「青切符」）が導入され自転車の取締りが身近なものになります。
この機会に自転車のルールについて再確認しましょう。

• 自転車の交通安全については、こちらもご確認ください

特定小型原動機付自転車（いわゆる「電動キックボード等」）を利用する方へ

16歳未満は運転できません。
特定小型原動機付自転車を運転する際は、車道を走行し、信号や一時停止標識を守りましょう。
交差点を右折する際は二段階右折。
「ながらスマホ」、飲酒運転も禁止です。

また、特定小型原動機付自転車はすでに「青切符制度」の対象です。
交通ルールはもちろん、利用する車両がどの区分に該当するものか確認が必要です。

自転車・特定小型原動機付自転車を利用する全ての方へ

自転車・特定小型原動機付自転車を利用する前には、必ず交通ルールを確認して安全に利用してください。また、利用する際は、乗車用ヘルメットをかぶりましょう。

• 市では自転車用ヘルメットの購入費補助をしています

5．飲酒運転の根絶

飲酒運転は絶対にやめましょう

飲酒運転は他人の命をも脅かす危険極まりない犯罪行為です。
車もバイクも自転車も電動キックボードも、お酒を飲んだら絶対に運転してはいけません。
また、飲酒運転をするおそれのある人に対して車両や酒類を提供する行為、飲酒運転をする人の車両に同乗する行為も罰せられます。

6．違法駐車対策の推進

路上の違法駐車は、交通事故を誘引する危険性が高く、また、交通渋滞の原因となり、緊急自動車や路線バスの通行妨害を引き起こすなど、道路交通に大きな影響を及ぼします。

初めて行く場所は、事前に駐車場所を確認、短時間でも駐車場を利用しましょう。
工事車両は運行調整を行い、待機駐車をなくしましょう。