水痘(水ぼうそう)

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ページ番号1003167  更新日 2023年4月1日

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※水痘に罹患(軽い場合でも)したことがある方は対象外です。

対象者

1歳~3歳未満

接種回数・方法

2回

  • 1回目:1歳から(標準的な接種期間:生後12か月~生後15か月の間)
  • 2回目:1回目の接種後、3か月以上あける(標準的な接種期間:1回目の接種後、6か月~12か月の間)

実施場所

指定の予防接種実施医療機関

※実施時間や予約等については各医療機関にお問合せください。

病気の説明

水痘(水ぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスの直接接触、飛沫感染、あるいは空気感染によって感染します。感染力が強く、ワクチンを受けなければ10歳までに約80%の子どもがかかると言われています。潜伏期間は2~3週間です。軽度の発熱と発疹を伴って突然発症します。発疹は最初、赤く小さな斑点状の丘疹で、虫刺されと間違えやすい形をしています。その後3~4日は水疱で経過し、徐々に膿疱(うみを持つ)、赤黒い痂疲(かさぶた)へと変化していき、かゆみがあります。次第に痂疲がとれ、治癒します。水疱の数は数日内に増加し、様々な形の発疹が混在します。発疹は全身に起こり、頭髪部にも現れることがあります。38℃前後の発熱を伴うこともあります。
一般的に軽症で済む傾向にありますが、中には重症化することもあり、成人がかかると、より重症化しやすいと言われています。また、免疫機能の低下している人、免疫抑制剤を使用している人が感染すると、重篤になりやすいため、注意が必要です。
かゆみがあるため、水疱をかいてしまうことが度々あります。細菌感染を起こすと、発疹の出た部位が痕になって残る場合があります。
合併症として、まれに肺炎、気管支炎、肝炎、皮膚の細菌感染、心膜炎、小脳炎、髄膜脳炎、血小板減少性紫斑病等があります。
また、水痘・帯状疱疹ウイルスは、水痘(水ぼうそう)が治癒した後も、神経節に長く潜伏しているため、加齢や免疫力の低下したときに、帯状疱疹として皮膚に痛みを伴う発疹を生じることがあります。

空気感染
ウイルスや細菌が空気中に飛び出し、1m以上を越えて、人に感染させます。浮遊し続けるウイルスや細菌を吸い込んで感染が起こります。麻しん(はしか)、水痘(水ぼうそう)、結核等が空気感染します。

水痘ワクチン

水痘・帯状疱疹ウイルスを弱毒化してつくった生ワクチンです。麻しん・風しんなどの生ワクチンに比べ、効果は少し劣り、このワクチンを接種した者のうち、約20%は後に、水痘(水ぼうそう)にかかることがありますが、未接種であった場合に比べ、軽くすむと言われています。接種後の感染を防ぐため、2回接種となっています。水痘(水ぼうそう)患者に接触した場合、3日以内にワクチンを接種すれば、発症を予防できるとされています。

副反応

健康な小児、成人ではほとんど副作用は認められませんが、時に発熱、発疹がみられ、まれに注射部位の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)がみられます。

参考

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このページに関するお問い合わせ

健幸いきいき部健康推進課予防係
〒207-0015 東京都東大和市中央3-918-1
電話:042-565-5211 ファクス:042-561-0711
健幸いきいき部健康推進課予防係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。