小児の肺炎球菌感染症

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ページ番号1003164  更新日 2024年5月31日

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小児の肺炎球菌感染症ワクチン

子どもで重い病気を起こしやすい血清型について、子どもの細菌性髄膜炎等を予防するようにつくられたのが小児の肺炎球菌ワクチンです。

令和6年4月1日から15価ワクチンを接種できるようになりました。

対象者

生後2か月~5歳の誕生日の前日

接種回数・方法

【標準的な接種期間】

  • 生後2か月~7か月になる前日までに初回接種開始(生後12か月までに27日以上の間隔をおいて3回接種)
  • 追加接種は生後12か月~15か月になる前日までに1回接種(初回接種終了後60日以上あけて1回接種)

 

 

【初回接種開始時によって接種回数が異なります】

  • 生後2か月~7か月になる前日までに開始:4回接種
    • 初回接種:27日以上の間隔で3回接種(24か月になる前日まで)
      ※初回2回目の接種が生後12か月を超えた場合は、初回3回目の接種は行わずに、追加接種を実施
    • 追加接種:生後12か月以上かつ初回終了後60日以上あけて1回接種
  • 生後7か月~12か月になる前日までに開始:3回接種
    • 初回接種:27日以上の間隔で2回接種(24か月になる前日まで)
    • 追加接種:生後12か月以上かつ初回接種終了後60日以上あけて1回接種
  • 1歳~2歳の誕生日の前日までに開始:2回接種(初回終了後60日以上あける)
  • 2歳~5歳の誕生日の前日までに開始:1回接種

実施場所

指定の予防接種実施医療機関

※実施時間や予約等については各医療機関にお問い合わせください。

病気の説明(肺炎球菌と乳幼児の細菌性髄膜炎)

肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因の一つです。この菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌しており、時に、肺炎、中耳炎、敗血症、細菌性髄膜炎などの病気を引き起こすことがあります。

髄膜炎
身体の最も大切な部分ともいえる脳や脊髄を包んでいる膜を髄膜といいます。この髄膜に細菌やウイルスが感染して炎症が起こる病気を「髄膜炎」といいます。髄膜炎には、細菌が原因の「細菌性髄膜炎」と細菌以外(ウイルス等)が原因の「無菌性髄膜炎」がありますが、「細菌性髄膜炎」は、治療後の経過が悪く、後遺症が残ったり死亡したりすることがあります。「細菌性髄膜炎」の初期症状は、発熱や嘔吐、不機嫌、けいれん等で、風邪などの他の病気の症状と似ているため、早い段階で診断することが、とても難しい病気です。

副反応

小児の肺炎球菌感染症予防ワクチンの接種後に、他のワクチン接種と同様に副反応がみられますが、通常は一時的なもので数日で消失します。最も多くみられるのは、接種部位の紅斑(67.8~74.4%)、腫脹(はれ)(47.2~57.1%)、全身反応として主なものは発熱(37.5度以上)で32.9~50.7%に認められています。

参考

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このページに関するお問い合わせ

健幸いきいき部健康推進課予防係
〒207-0015 東京都東大和市中央3-918-1
電話:042-565-5211 ファクス:042-561-0711
健幸いきいき部健康推進課予防係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。