BCG(結核)

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ページ番号1003165  更新日 2024年5月31日

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対象者

生後5か月~1歳未満(標準的な接種期間:生後5か月~8か月になる前日)

標準的接種期間前の予防接種について

結核まん延地域への海外渡航等する際に、医師の指示があった場合は、生後5か月未満でも事前申請により接種が可能です。保健センターにご相談ください。

接種回数・方法

1回

実施場所

市内の予防接種実施医療機関

※実施時間や予約等については各医療機関にお問い合わせください。

病気の説明

結核菌の飛沫感染で起こります。我が国の結核患者はかなり減少し、令和4(2022)年の結核罹患率(人口10万対)は結核まん延国の水準とされている10.0以下の8.2となりましたが、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また、結核に対する抵抗力(免疫)はお母さんからお腹の中でもらうことができないので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力(免疫)が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性もあります。

BCGワクチン

牛型結核菌を弱毒化してつくった生ワクチンです。上腕の外側にBCG液を塗ったあと、9本の針がついている「管針」を2か所、スタンプ方式で押し付けワクチンを植え込みます(管針法)。BCGは、髄膜炎や粟粒結核などの重傷になりやすい乳幼児期の結核を防ぐ効果が確認されているので、生後1歳までに受けることになっており、標準的接種機関は生後5か月~8か月となっています。

※外傷などによるケロイドが認められるお子さんは接種出来ません。

※家族に結核患者がいて長期接触があった場合など、過去に結核に感染している疑いがあるお子さんは。事前に医療機関にご相談ください。

※免疫不全のお子さん、治療で免疫抑制を行っている場合は、接種できないことがあるので、医師と相談してください。

副反応

接種後10日頃に、接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さい「うみ」をもつことがあります。この反応は接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後「かさぶた」ができ、接種後3か月までには治ります。接種局所には、小さな傷痕(点状)が残りますが、これは異常反応ではなく、結核への抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治る(傷痕になる)まで、接種局所はできるだけ清潔に保ち、強くこすらないようにしてください。発熱や接種した側の脇の下のリンパ節が腫れることがあります。ただれたり、大きく腫れたり、化膿しうみが出るような場合は、医師に相談してください。

コッホ現象

通常の反応時期に比べ、早い時期(接種後10日以内)に、接種局所の発赤・腫脹・化膿がみられ、2~4週間後に消炎し、傷痕を残して治癒することがあります。お子さんが結核にかかったことがある・結核を発症している人と接触し、感染している可能性のある場合に出やすい反応です。コッホ現象と思われる症状が見られた場合は、速やかに医師に相談してください。

参考

予防接種の注意事項については、下記のリンク先をご確認ください。

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このページに関するお問い合わせ

健幸いきいき部健康推進課予防係
〒207-0015 東京都東大和市中央3-918-1
電話:042-565-5211 ファクス:042-561-0711
健幸いきいき部健康推進課予防係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。