豊鹿島神社本殿の木製狛犬
東大和市指定文化財
豊鹿島神社本殿の狛犬
東大和市重宝
豊鹿島神社本殿の狛犬
所在 東大和市芋窪1丁目2067番地
指定 昭和58年3月1日
覆殿内にある本殿前に安置されている狛犬は、市内で唯一の木製です。
木製の狛犬は三多摩地方全域をみても、豊鹿島神社の他に、大国魂神社や谷保天満宮など数例が知られるのみで、きわめて貴重なものです。
阿形・吽形とも台板裏に宝暦10(1760)年、加治中山下宿(現在の埼玉県飯能市中山)の塗師により制作されたことを示す墨書銘がありますが、木彫に携わった者の名がないことから、これは修理を行った際の記録で、実際の制作年代はさらに遡る可能性もあります。
〈墨書銘〉
阿形 鹿嶋宮 加治中山下宿 天犬 宝暦十庚辰七月吉日
吽形 鹿嶋宮天犬 武州多磨郡井野窪村 宝暦十庚辰七月
吉日 加治中山下宿 塗師 伊兵衛
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
郷土博物館
〒207-0031 東京都東大和市奈良橋1-260-2
電話:042-567-4800 ファクス:042-567-4166
郷土博物館へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。