市民記者レポート

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ページ番号1003916  更新日 2025年3月15日

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東やまと市報令和7年3月15日号

理解

東大和市で一年中合宿が出来る「SAYAMABASE」で陸上競技の長距離合宿を始めて3年になります。今年の1月には10大学から42人の選手を集めて合同合宿を行いました。選手の中には箱根駅伝を走った選手もいましたが、ほとんどが指導者がいないチームの中で自己流のトレーニングをして頑張っている選手たちです。今回は国立大学の選手が多く、授業以外にも研究や研修などに時間を取られてチームが集まってトレーニングをする時間はほとんどない中で「もっと速くなりたい」と、日々頑張っていました。今回の合宿のためにアルバイトをして合宿費を工面した選手も多くいました。3泊4日の合宿でどれだけ走っても短い期間で走力が急に上がるものではありません。大切なことは毎日行うミーティングです。1年間のトレーニングの考え方を徹底的に教えます。数回のミーティングでそこを理解した選手は大幅に伸びていきます。
この合宿に複数回参加している選手もいますが、ミーティングの話を聞き「その話前回も聞いた」と思う選手と、同じ話でも聞きながら再確認する選手では、走っても大きな差ができます。400mを25回走るトレーニングのインターバルでは、15本終わって「あと10本で終わり」と思う選手と1本ごとに修正する部分を探し「あと10本しかない」と思うかで同じトレーニングが全く別物になります。外から見ると見えない部分ですが、各選手のトレーニングの理解だけで、別のトレーニングになってしまいます。選手たちと話をすると、出来なかったことの反省を話す選手がほとんどです。
ミーティングでは「出来なかったことではなく、出来たことから話しましょう」と話しました。まずは自分を評価し、出来なかったことは『出来なかった』ではなく『修正』箇所と考えること。それにより、次のやるべきことが見えてきます。3泊4日で理解した選手が何人いたのか楽しみです。

(市民記者 大隈広貴)

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