狭山の栞 紙型(しけい)及び挿図判(一括)

  • ツイッターでツイート(外部リンク・新しいウィンドウで開きます)
  • フェイスブックでシェア(外部リンク・新しいウィンドウで開きます)
  • ラインでシェア(外部リンク・新しいウィンドウで開きます)

ページ番号1007395  更新日 2022年12月6日

印刷大きな文字で印刷

東大和市指定文化財

狭山の栞 紙型及び挿図判

狭山の栞 紙型及び挿図判
写真は狭山の栞 紙型(一部)

東大和市重宝
狭山の栞 紙型及び挿図判
所在 東大和市立郷土博物館(非公開)
指定 平成25年4月1日

 

「狭山の栞」は、杉本林志(しげゆき)によって著わされた幕末から明治期にかけての狭山丘陵一帯の村々の地誌の記録であり、林志の曽孫である杉本寛一によって昭和14年(1939年)に刊行された書籍です。

紙型(しけい)は、活版印刷物による出版物を再販するために作成するもので、19世紀末に日本に入った技術です。原版を作成する際に鉛を流し込むと消失してしまうことから、再版を予測していったんは作成したものの、実際には再版に至らず印刷業者から杉本家へと手渡されたものと推測できます。

挿図判は、「狭山の栞」に収載されている挿図を、一つずつ木製の台に鉛の印判を貼り付けて作られたものです。

昭和10年代の印刷技術を知ることができる資料が東大和市内に残されている点で貴重です。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

郷土博物館
〒207-0031 東京都東大和市奈良橋1-260-2
電話:042-567-4800 ファクス:042-567-4166
郷土博物館へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。