帯状疱疹ワクチン予防接種の費用助成のご案内(任意接種)

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ページ番号1007728  更新日 2025年2月17日

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帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成について、令和6年4月1日以降の申請分から、助成額が、生ワクチン(1回接種)6,500円/回、不活化ワクチン(2回接種)12,500円/回となります。

東大和市から過去に1回(不活化ワクチンは2回分)の助成を受けたことのある方は申請できません。

令和7年度帯状疱疹ワクチン予防接種の費用助成について(予定)

 令和7年度も引き続き、令和5年4月1日以降に任意接種した50歳以上の方を対象に費用助成を行う予定です。【正式な決定は市議会の議決後となります。詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。】

・対象者:令和5年4月1日以降に任意接種した50歳以上の方(定期接種の対象者※を除く。)

・助成額:生ワクチン(1回接種)6,500円/回、不活化ワクチン(2回接種)12,500円/回

・助成方法:

(1)市内医療機関で接種する場合は、医療機関に直接予約をし、医療機関に設置する市予診票(任意用)を記入の上接種してください。医療機関でお支払いいただく金額は、医療機関の設定する助成前の接種費用から助成額【生ワクチン(1回)6,500円/回、不活化ワクチン(2回)12,500円/回】を差し引いた額となります。

【例】

・生ワクチンを接種。医療機関設定額が8,000円の場合 

 → 自己負担額 1,500円(8,000円-6,500円)

・不活化ワクチンを接種。医療機関設定額が1回当たり23,000円の場合 

 → 自己負担額 1回当たり10,500円 (23,000円-12,500円)

 ※2回目接種時の自己負担額も10,500円となるので、自己負担額は2回で計21,000円となります。

 

(2)市外医療機関で接種する場合は、接種後に領収書等を市へ提出していただき、助成額((1)と同額)を市から支払います。

 

※定期接種の対象は、令和7年度中に65、70、75、80、85、90、95、100歳になる方、及び100歳以上の方です。対象の方には、3月末頃に予診票をお送りします。助成額は、任意接種と同額の予定【生ワクチン(1回)6,500円/回、不活化ワクチン(2回)12,500円/回】です。詳細については、下記リンク【関連ページ】をご覧ください。

 

帯状疱疹について

水痘・帯状疱疹ウイルス(vaticella-zoster virus:VZV)は、水痘が治癒した後も、三叉神経節等の脳神経節や脊髄後根神経節に生涯にわたり潜伏感染しますが、加齢、免疫抑制その他の原因により、VZVが再活性化し、その結果、潜伏感染をしていた神経支配領域の皮膚に帯状疱疹を発症することがあります。

 発症すると体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に広がります。症状は、痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続きます。治療の基本は、抗ヘルペスウイルス薬の使用ですが、皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛(postherpetic neuralgia:PHN)と呼ばれる長期間にわたる痛みが続くことがあります。

 PHNには根本的な治療方法がなく、何か月、ときには何年も強い痛みが残ってしまうことがあります。痛みがひどい場合には、神経の周りに局所麻酔薬を直接注射する「神経ブロック」が選択されることもあります。
 50歳以上では、帯状疱疹を発症した人の約2割がPHNに移行すると言われています。発症部位によっては、角膜炎等による視力低下や失明、Ramsay-Hunt症候群(耳介部の水疱形成、顔面神経麻痺、難聴、めまい)といった合併症があります。

東大和市予防接種費用助成(令和6年度)

接種当日に50歳以上である方が、令和5年4月1日以降に接種する帯状疱疹ワクチンの任意予防接種。(令和5年3月31日以前の接種は助成の対象外です。)

使用できるワクチンの種類、対象者、助成額等(帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、発症予防効果、持続性などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。

ワクチンの種類

生ワクチン(製品名:ビケン)

乾燥弱毒生水痘ワクチン(1回接種)

不活化ワクチン(製品名:シングリックス)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(2回接種)

助成対象者 接種時50歳以上かつ令和5年4月1日以降に自費で接種した、申請時に市民の方 接種時50歳以上かつ令和5年4月1日以降に自費で接種した、申請時に市民の方
助成額(上限) 6,500円/回 12,500円/回
助成回数 1回分 2回分

 

帯状疱疹ワクチンの効果

帯状疱疹に対するワクチンの効果(報告) 生ワクチン(阪大微研) 組換えワクチン(GSK社)
接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

※合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

厚生労働省作成「帯状疱疹の予防接種についての説明書」より

 

帯状疱疹ワクチンの安全性

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問合せください。

主な副反応の発現割合 生ワクチン(阪大微研) 組換えワクチン(GSK社)
70%以上 疼痛*
30%以上

発赤*

発赤*

筋肉痛、疲労

10%以上

そう痒感*、熱感*

腫脹*、疼痛*、硬結*

頭痛、腫脹*

悪寒、発熱、胃腸症状

1%以上 発熱、倦怠感 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛

*ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より厚労省にて作成

厚生労働省作成「帯状疱疹の予防接種についての説明書」より

※助成はどちらか一方のみ

  1. 乾燥弱毒生水痘ワクチン (生ワクチン)(1回接種)(製品名:ビケン)
  2. 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)(2回接種)(製品名:シングリックス)

注意事項

※令和5年3月31日以前に受けた予防接種は申請できません。

※東大和市から過去に1回(不活化ワクチンは2回分)の助成を受けたことのある方は申請できません。

申請に必要な書類

(4) 申請する予防接種についての、医療機関への支払額がわかる領収書等(コピー可)

(5)接種したワクチンの種類(生又は不活化)、接種日等がわかる明細書等(※)

※(4)の領収書に(5)の情報の記載がある場合は、(4)のみで可。ワクチンの種類は、ワクチンのロットシールの添付等でも可。

※(2)請求書と(3)口座登録依頼書に使用する印鑑は朱肉を使用する印鑑で押印してください。

※(2)請求書と(3)口座登録依頼書には、枠外の上部余白に、捨て印の押印をお願いいします。

 

申請書類の提出方法

方法1 市保健センター窓口:窓口で(1)(2)(3)を記入・押印、(4)(5)を提出

方法2 郵送:上記(1)(2)(3)をダウンロード・印刷・記入して、(4)(5)と合わせて郵送

方法3 LoGo(電子申請)フォーム:次のURL又は下記2次元コードから(1)(2)(3)の情報を入力。((4)(5)は、カメラで撮影。)その後、市から(2)(3)を送付、押印後に市へ返送

 

2次元コード

予防接種健康被害救済制度について

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。

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このページに関するお問い合わせ

健幸いきいき部健康推進課予防係
〒207-0015 東京都東大和市中央3-918-1
電話:042-565-5211 ファクス:042-561-0711
健幸いきいき部健康推進課予防係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。