「弾痕の数だけ悲しみがある。次世代への継承を。」大学生による第2弾制作ポスター
東大和市魅力「彩」発見ポスター制作事業の第2弾テーマは「旧日立航空機株式会社変電所」。
旧日立航空機株式会社変電所とは
旧日立航空機株式会社変電所は、昭和13年(1938年)に建設された軍需工場の変電施設であり、壁一面の無数の穴は、昭和20年(1945年)の米軍の空襲による機銃掃射や爆弾の破片によりできたものです。終戦後も軍需工場の後を継いだ企業により変電所として使用され、平成5年まで稼働していました。その後、東大和市に寄贈され、平成7年に東大和市指定文化財(史跡)となりました。この変電所は、緑豊かな都立東大和南公園内にあり、多くの来場者に平和の尊さを訴えています。
課題
- 「西の原爆ドーム東の変電所」とまで言われるほど貴重な戦災建造物であるが、認知度がなく、多摩地域や東京都、そして全国的にあまり知られていない。
- 8月は平和月間であり、8月の平和月間にポスターを掲示することで、平和の尊さを東大和市から訴えたい。
ポスターのミッション
(1)テーマ
「旧日立航空機株式会社変電所」
(2)ミッション
- 「西の原爆ドーム 東の変電所」の認知度の拡大や東大和市にある貴重な戦災建造物である「旧日立航空機株式会社変電所」の存在を認知してもらい、全国の人に来訪してもらう。
- 旧日立航空機株式会社変電所の存在をとおして、平和の尊さを訴える。
- プロモーションとしては「東大和市」の存在を認知してもらう。
第2回選定作品
関東学院大学法学部の牧瀬ゼミナールの大学生が、大学生の視点でポスターを計9作品を制作し、その中から1作品を市長が選定しました。選定されたポスターは、公共施設等に掲示し、市の認知度向上や市に対する愛着の醸成に繋げていきます。
※選定されたポスターのデータは次からダウンロードすることができます。
市の魅力発信のためにご活用ください。
作成した大学生による解説
- 文章を大きく見せることによって、「何を言っているのか?」という疑問を抱かせる。
- 結果として、変電所について調べさせることを意識している。
- 白と黒のみで歴史ある建築物であることをアピールしている。
選定理由
- 悲惨な戦争の事実を風化させずに、次の世代に引き継ぐという強いメッセージを感じた。
- 世界規模で見れば戦争という悲惨な現状を目の当たりにしている状況の中で、平和都市宣言をしている東大和市として戦争はいけないというメッセージをこの作品を通じて発信できれば良いと考えている。
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