アライグマ・ハクビシン
東大和市ではアライグマ・ハクビシンの防除事業を行っています
市では、捕獲器を設置することによるアライグマ・ハクビシンの捕獲及び回収処分を行っています。費用は無料です。被害でお困りの方は、ご相談ください。
なお、設置が可能な場所は、依頼される方の敷地内で、かつ家屋外の平地のみです。他人の敷地や、天井裏、床下などへの設置はできません。
その他、設置に関しては条件がありますので、詳しくは環境対策課へお問い合わせください。
アライグマ・ハクビシン捕獲実績
年度 | 捕獲器設置件数 | アライグマ | ハクビシン |
---|---|---|---|
平成31年度 |
44件 |
5頭 |
7頭 |
令和2年度 |
53件 |
11頭 |
24頭 |
令和3年度 |
70件 |
26頭 |
9頭 |
令和4年度 |
121件 |
65頭 |
10頭 |
令和5年度 |
105件 |
63頭 |
7頭 |
アライグマ・ハクビシンの特徴
アライグマは北アメリカ大陸、ハクビシンは中国南部・東南アジアなどから持ち込まれた外来生物になります。近年、東京都では23区や多摩地区ともに目撃数や捕獲数が増加しています。
アライグマ
アライグマの好む食べ物
ブドウやキウイ等の果物、トウモロコシやスイカ等の野菜、ペットフード、カエル等の小動物を好んで食べるなど雑食です。
アライグマの生態
- 主に夜行性ですが、昼間も活動することがあります。
- 木登りが上手く手先が器用ですが、穴を掘ることはありません。
- 繁殖期は冬(1月~3月頃)で、春先(4月頃)に出産します。
ハクビシン
ハクビシンの好む食べ物
リンゴやバナナ等の果物、トウモロコシやスイカ等の野菜、ペットフード、鳥類を好んで食べるなど雑食です。
ハクビシンの生態
- 夜行性です。
- 手先は器用で、雨どいや柱などを登り電線も渡ります。
- 小さなすき間(8cm四方程度の穴、直径10cm程度の穴)であれば、くぐり抜けることができます。
- 繁殖活動は年間を通じて行われ、明確な繁殖時期はありません。栄養状況等に応じて繁殖活動を行います。
アライグマ・ハクビシンが引き起こす被害
人の健康に及ぼす被害
アライグマ・ハクビシンは複数の人獣共通感染症(動物から人に感染する病気)を持っていることがあり、人が住んでいる家屋にも侵入するため、感染症が伝染する可能性があります。
暮らしの被害
家屋に侵入して建物を破損させたり、屋根裏等で糞尿の被害があります。
農作物の被害
果樹やイモ類、野菜やマメ類を中心に、様々な農作物を食べ荒らすなどの被害が報告されています。
在来生物の被害
在来生物の捕食をするなど、従来の生態系を脅かす存在となっています。
対策について
こんな時には注意、確認をしてください!!(重要)
- 屋根裏で大きな足音や物音がしたり、糞のようなものが大量にあった。
- 天井にシミができてしまった。
- 畑や家庭菜園の作物が食べられてしまった。
- 夜、庭や屋根の上に見慣れない動物がいた。
家屋(敷地)に入られないために
- 建物内への侵入口となる「すき間」はふさぐ。(物置小屋等でも同様の対策を行う。)
- 庭木の果実は、時期がきたら早めに残さず収穫をする。
- 収穫をせずに廃棄する農作物は、放っておかずに処分をする。
- 生ごみを庭に埋めたりしない。
- 餌付けなどはしない。
家屋に入られてしまったら
- くん蒸式、くん煙式の殺虫剤等を使用して、追い出した事例は報告されています。
- ハクビシンは灯油の臭いが苦手という報告があり、古布等に灯油を含ませ天井のあちこちに臭いを付着させます。
捕獲について
冒頭でも記載しましたように、市で行う捕獲器の設置は家屋外の平地のみとなっています。その他の場所への設置や、追い出し、穴ふさぎ等の対策につきましては、専門業者にご相談ください。
駆除業者の紹介や相談については、公益社団法人東京都ペストコントロール協会が無料で行っています。また、駆除にかかる費用については自己負担となります。
公益社団法人東京都ペストコントロール協会
電話番号:03-3254-0014
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このページに関するお問い合わせ
市民環境部環境対策課環境公害係
〒207-8585 東京都東大和市中央3-930
電話:042-563-2111(内線:1248) ファクス:042-563-5931
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