わがまちの風物詩
モチモチの木
まったく、豆太ほどおくびょうなやつはない―ではじまる『モチモチの木』(斎藤隆介作)。
「ヤイ木ィ、モチモチの木ィ!実ィオトセェ!」なんて昼間はいばっている豆太を、夜になると「オバケェ~!」っておどかすモチモチの木。
モチモチの木とはトチノキのこと。秋に落ちる実から作られる栃餅は、豆太の言葉を借りれば、ホッペタがおっこちるほどうまい。
トチノキは、山に生える木。狭山丘陵にも誰か植えたのでしょうか、トチノキがあります。
十一月。冷たい風が丘陵を吹き抜けます。トチノキも大きな葉を揺すっています。「オバケェ~!」って、言いながら。
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