地域自立支援協議会 公開研修会

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ページ番号1003041  更新日 2022年10月21日

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研修会の東大和市地域自立支援協議会では、毎年、市民の皆さんも参加できるかたちで公開研修会を開催しています。

平成31年度開催の公開研修会

平成31年度は、障害のある方が出店する模擬店をはじめとした「東大和だれでも縁日」を開催しました。障害のある方が出店する模擬店を通して、障害のある方もない方も、ともに楽しむ機会となりました。

日時

令和元年8月18日(日曜日)午後1時から4時まで(手話通訳あり。開場は午後0時半から。最終入場は午後3時まで。)

会場

中央公民館ホール

内容

ヨーヨー釣り、くだものカード釣り、ミニボウリング、ちょっとかわったかるた、駄菓子屋「ひとみ」、盆踊り大会など、障害のある方が出店する模擬店を地域の方や子どもにご利用いただき、障害のことやそのためのちょっとした工夫などを知っていただきました。

当日は障害のある方やその支援者、地域住民など、300名以上ご参加いただきました。模擬店をスタンプラリー形式で回り、すべての模擬店を回った景品としてうまべぇのキーホルダーを200個準備しましたが、大盛況ですぐになくなってしまいました。

障害のある方にとっては、縁日などのお祭りに行くことをはじめとした外出も、物理的なバリアであったりちょっとした工夫や配慮がなされてないことから遠慮がちになってしまいます。少しの工夫や配慮で障害のある方が障害のない方と同じように過ごせるようになります。地域の催しなど身近なことなどでも、当たり前に障害のある方も参加するものだと考えていただき、障害のある方もない方も同じように暮らしていけるまちになることが望まれます。(事務局)

写真:「東大和だれでも縁日」の様子

平成30年度開催の公開研修会

平成30年度は、障害のある方の介助について知り、理解を深めるために「ゲームで学ぶ!障害のある方の介助」を平成30年8月18日(土曜日)に開催しました。

日時

平成30年8月18日(土曜日)午後2時から午後4時30分(開場は午後1時30分から)

会場

東大和市立中央公民館ホール

内容

参加者は5つのグループに分かれて障害種別ごとに設けられたコーナーを回って、それぞれの障害の特性や、介助の仕方をゲームや体験を通して学びました。

  • <視覚障害>手さぐりで箱の中身を当てるゲームとアイマスク着用による歩行体験
  • <聴覚障害>ジェスチャーゲーム(単語や文章をジェスチャーで伝言する)
  • <肢体不自由>車いすで通るいろいろな道(車いすに乗って段差、坂道やでこぼこ道を進む)
  • <知的障害>障害のある方と一緒にボッチャを楽しむ
  • <精神障害>幻覚体験ミニシアター(幻覚・幻聴の体験映像を見て、その後当事者からのお話をうかがう)

当日は、それぞれのコーナーに関わる障害当事者、支援者、一般参加者を合わせて100名余りの参加がありました。参加者からは、「楽しみながら、いろいろな障害のことを知ることができた」「ゲームを通して学ぶというのは、きっかけ作りになってよかった」「障害のある方の前向きな生き方に接することができてよかった」などの感想をいただきました。

障害のある方は、一人で自立して生活することを望みますが、支援が必要な場面も多々あります。居宅におけるヘルパー、通所施設の支援員、グループホームの世話人等、障害のある方に関わる介助者はたいへん不足しています。また、専門的な支援者だけでなく、少しでもお手伝いをしていただく方がいれば、たいへん助かります。このような催しを通して、障害のある方への理解が深まり、支援について関心を持つ方が増えることが望まれます。(事務局)

写真:車いす体験の様子

写真:視覚障害疑似体験の様子

写真:手話体験の様子

写真:障害のある方によるゲーム説明の様子

平成29年度開催の公開研修会

平成29年度は障害のある方の支援や理解を深めるために「体験しよう!福祉対応の『クロスロード』」を平成29年8月19日(土曜日)に開催しました。

内容

『毎朝通勤途中にすれ違う障害のある方がいます。最近は身なりの汚れも目立ち痩せてきているようですが、あなたは行政などに連絡しますか?』このように、普段生活している中で障害のある方を見かけたときなどに迷ったりする場面について、「イエス」「ノー」で回答し、その理由を発表し、また他の方の意見を聞き、障害のある方の支援や理解を深めることができました。

当日は障害のある方や関係機関の方以外にも多くの市民の方にご参加いただき、総勢50名を7つのグループに分けて話し合いを行いました。普段関わりがない方同士がグループで話し合うことで、障害のある方の支援の方法を学ぶことができるとともに、障害のある方も一般市民の方の考えを聞くことができ、相互に理解を深めることができました。このような相互に関わりをもつ機会を引き続き実施し、障害のある方の支援や理解を深めてまいります。(事務局)

写真:平成29年度研修会の様子

平成28年度開催の公開研修会

平成28年度は、東大和市地域自立支援協議会・東大和市障害者相談員合同の公開研修会として、「よく知ろう!障害者差別解消法 差別のない社会をつくるのは、市民一人ひとり」をテーマに、平成28年8月25日(木曜日)の午後1時から3時までの間、中央公民館ホールで開催しました。

内容

  • 講師のお話「差別解消法ってどんな法律なんだろう?」
    講師:佐藤聡氏〔DPI(障害者インターナショナル)日本会議事務局長〕
    障害者差別解消法で定めている「不当な差別的取扱いの禁止」「合理的配慮の提供」についてご説明いただくとともに、その具体例や、同法のいいところやまだ不十分なところなどをお話いただきました。
  • みんなで考えよう「障害者への差別、合理的配慮とは」
    発表者:東大和市聴覚障害者協会、第2みんなの家、ひとみサークル、食工房ぱる、地域生活支援センターウエルカム
    障害のある方が日常生活していて差別と感じることや知ってほしいことを、障害当事者の声として発表していただきました。それぞれの発表について講師や地域自立支援協議会会長に講評いただきました。

今回の公開研修会は、本年4月から施行された障害者差別解消法について、ということもあり多くの市民の方にご参加いただきました。第一部では障害者差別解消法制定の経緯や合理的配慮と差別的取扱いについて、具体例を示しながらご説明いただきました。最後には障害者の方に対する3つのNGワードとして「もし、なにかあったら…」「あなただけ特別扱いできません」「先例はありません」をご紹介いただき、これから障害者差別解消法をみんなで育てていくとお話しいただきました。
第二部では障害のある方の生の声として、障害を理由として差別と感じたことなどを発表していただきました。障害関係者以外の方からは障害当事者の声を聴く機会がないので非常によかったとのお声もいただきました。障害のある人もない人も、誰もがお互いの人格と個性を尊重して支え合う社会の実現を目指すために、障害者差別解消法を多くの方に理解していただく取組みを進めてまいります。(事務局)

写真:平成28年度研修会の様子

平成27年度開催の公開研修会

平成27年度は、東大和市地域自立支援協議会・東大和市障害者相談員合同の公開研修会として、「障害があってもずっと地域で! 重度知的障害者の地域生活の可能性」をテーマに、平成27年8月24日(月曜日)の午前10時から正午までの間、向原市民センターで開催しました。

内容

重度知的障害者/自閉の息子の自立 重度訪問介護を使って地域で暮らす
講師:岡部 耕典 氏(おかべ こうすけ)(早稲田大学文化構想学部教授・元障がい者制度改革推進会議総合福祉部会構成員)
重度障害があっても地域で自立して生活していくためには、どのような取り組みが必要なのでしょうか。重度の知的障害がある家族がいて、障害者の地域での自立について深い見識を持つ講師にお話を伺い、参加者の皆さんと意見交換をしました。

今回は、重度の知的障害者のいるご家族に対して地域での生活や親亡き後の自立を実践している事例をご紹介することを目的に、保護者の方が参加しやすいであろう平日の午前に開催し、知的障害者の保護者の方や障害福祉サービス事業所や知的障害以外の障害のある方なども含めて、約50人の皆さんの参加がありました。
2014年4月に重度訪問介護のサービスが身体障害者だけではなく、重度の知的障害者や精神障害者にも対象者が拡大された制度改正を活用し、ヘルパーや通所先の皆さんとともに親元を離れアパートで生活している様子が映像とともに紹介されました。重度の知的障害者で自閉症の息子さんの激しい行動障害と向き合いながら、親元でもグループホームでも入所施設でもない地域生活に至った経過やその当時の逸話、このような生活を送ることに至るまでの行政やサービス事業者とのやり取りや、地域での「自立生活」に立ちはだかる三つの壁(政策の壁、親の壁、本人の壁)をどのように乗り越えていくかといったお話に、参加された皆さんは熱心に聞き入っていました。(事務局)

写真:平成27年度研修会の様子

平成26年度開催の公開研修会

平成26年度は、「実践!災害時避難所生活! 障害のある人と共に」をテーマに、平成26年8月23日(土曜日)の午後1時から4時までの間、中央公民館ホールで開催しました。

内容

  • 第1部「まず生き残るために」
    阪神・淡路大震災で被災後、ボランティアグループで神戸復興に力を注ぎ、東日本大震災では、発生直後から石巻市で被災者支援を続けている「チーム神戸」の代表である金田真須美氏が実体験を交えた講演を行いました。
  • 第2部「実践!避難所生活!」
    様々な障害を持った方を含む参加者全員が、3つのグループに分かれ、被災して避難所に避難してきた直後を想定し、金田氏の指導のもと、健常者と障害者が協力して避難所名簿づくりや段ボールを使った仮設トイレの作成などに取り組みました。

当日は、市内各地でお祭りやイベントが開催されたこともあり、昨年より少ない約70人の皆さんの参加となりました。実際に阪神・淡路や石巻市など、被災地の最前線で支援に当たっている金田氏の体験や支援のお話は、実践に即したもので、実際の現場は混乱するのは当然で、いかに乗り切るかは皆さんの「コミュニケーション」の力にかかっている。という言葉が印象的でした。
参加された皆さんも講師のお話を熱心に聞きながら、お互い面識のある方、ない方を交えた仮想の避難所でいくつかの課題に取り組み、コミュニケーションを意識して行うことがいかに大切かを実感していたようでした。
また、障害を持った参加者からの率直な意見や実際の避難所での障害を持った方が担った役割なども紹介され、参加者にお願いしたアンケートでは、提出されたほとんど方からとても良い内容の研修会であったという感想をいただきました。(事務局)

写真:平成26年度研修会の様子1

写真:平成26年度研修会の様子2

写真:平成26年度研修会の様子3

写真:平成26年度研修会の様子4

平成25年度開催の公開研修会

平成25年度は、「安全・安心のための地域での共生 東日本大震災での被災障害者支援から考える」をテーマに平成25年8月10日(土曜日)の午後1時から4時までの間、中央公民館ホールで開催しました。

内容

  • 映画「逃げ遅れる人々」上映
  • 東日本大震災被災障害者のお話:小野和佳氏(NPO法人いわき自立生活センター)
  • 市内の障害当事者による発表(車いすユーザー、視覚障害者、聴覚障害者、精神障害者、知的障害者)
  • 市内障害当事者と小野氏によるシンポジウム(意見交換)

当日は、猛暑のとりわけ暑い日の午後でしたが、110名余りの方の参加がありました。映画の上映、東日本大震災を実際に体験された小野さんのお話、市内の障害当事者の方の体験と意見発表と盛りだくさんの内容でしたが、さまざまな課題が提起されました。
アンケートでは、「これまで聞けなかった話を聞くことができてよかった。」「当事者の話を聞けてよかった。」「より多くの市民の方に知ってもらいたい内容と思った。」などのご意見の他、「課題の重さだけが浮き彫りにされた。」「いまだ解決の糸口がないように思う。」などの声も寄せられ、今後の自立支援協議会での取組みがますます重要であると実感いたしました。(事務局)

写真:平成25年度研修会の様子1

写真:平成25年度研修会の様子2

写真:平成25年度研修会の様子3

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