〈この時期見られる未熟なトマト〉


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セロ弾きのゴーシュ(宮沢賢治)

 夜になると、ゴーシュの家に動物が訪ねてきます。
ねこは、セロがへたなゴーシュをからかうように、未熟なトマトを持ってきて「これ、おみやげです」。
ゴーシュは怒りますが、曲に表情が出てきます。かっこうから本当のドレミファを、たぬきの子からリズムを、野ねずみの親子からは、聴衆を想いながら弾く事を学びます。
そして、演奏会当日…。ゴーシュは素晴らしい演奏をしました。
ゴーシュにはドイツ語で、「ぶきっちょ」という意味もあるそうです。賢治は、誰もが輝く可能性を秘めている。そう考えていたのかもしれません。