蘇れ、商店街!!

 商店街の衰退が叫ばれて久しいですが、東大和も例外ではありません。寧むしろこの街の状況は更に深刻で、シャッター通り化を通り越し、空き店舗から住宅への改築が進み、歯抜け状態になってしまっている、と評する人もいます。
 そこで立ち上がったのが、東大和市です。
 昨年度から国の「地方創生推進交付金」を活用した「地方創生活気ある商店街づくり事業」に着手し、今年度より「東大和市チャレンジショップ」という本丸とも言うべき事業を開始しました。
 この“チャレンジショップ” の別名は、「東大和市創業チャレンジ施設」です。両名称とも、この取組の新鮮さ・ユニークさを象徴しています。
 コンセプトは、商業経験の有無を問わず、起業に燃える方々にこの施設を貸し出すことで、その“創業” をサポートし、既存の商店街再生の起爆剤とすることです。その場所として南街にある空き店舗を再利用しました。
 この新しい施設は、「チェレステ・ガーデン(CHELESTE GARDEN)」と名付けられました。“天空の庭園” の意味で、希望に溢れていて素的なネーミングです。1フロアにキッチン・サロン・ショップを備えた複合スペースとして船出しました。
 先日、オープンして間もない施設に伺いました。週末の夜分で、バーの営業が行われていて、女性二人が切り盛りをしていました。美味しいチーズ料理と飲物を頂き、店長さんとも言葉を交わしましたが、将来を見据えた、その静かな情熱を湛たたえた面持ちが印象的でした。
 “チェレステ・ガーデン” に関わる人たちは、スピード至上主義の今の時代にあって、一つの対案を提起する存在となるでしょう。
 頑張リズムを捨て、飄ひょうひょう々とした忍耐で、気長にやっていって欲しいものです。
 ここで蒔かれる種が、大樹に成長することを、唯々祈るばかりです。
(市民記者 浅利和彦)