不思議なご縁

 先日、姪が純日本風の神前結婚式を挙げました。好天に恵まれた穏やかな日和で、桜は満開。95才になった母を愛車に乗せて、参列してきました。
 そのお相手は、フランス人青年。ご両親をはじめ10人程の親族が来日し、列席されました。
 この姪の両親、つまり、私の兄夫妻も国際結婚で、お嫁さんが韓国人なのです。
 姪の結婚式は、そのような3か国の縁者が一堂に会した、厳粛ながらも、とても賑々しい場となりました。
 それにしても、我が一族は、何がどうなってこんなにインターナショナルになったのか?「縁は異なもの味なもの」とは昔からのことわざですが、この人々の只中にいる私は、狐につままれたような感を持っています。
 でも、一見華やかなこの人間たちですが、その実情は様々です。度々喧嘩をしたり、親の介護のために母国と日本を頻繁に往復したり、自分たちの母国語とは違う言葉で関係作りをしたり等々、それなりの苦労を抱えています。
 どの国にも、どの国の人々にも、それぞれなりの課題があるのです。日本だけが課題が多いわけではなく、また少ないわけでもありません。幸いを望むのは、日本人だけではありません。
 国籍の別なく、人と上手くやっていく方法は、実にシンプルです。
 相手の言葉を傾聴し、穏やかな顔と思いやりのある言葉で話すこと。そして、片言で良いので、相手の母国語で声を掛けてみることです。
 東大和市にも、外国籍の市民が増えているとのこと。市内の公民館では、「外国人と市民との交流会」といった事業も開催されており、身近なところでも外国人の方との対話が盛んになりつつあります。
 東京オリンピックも見据えた中で、いろいろな国籍の方々と仲良くしたいですね。
(市民記者 浅利和彦)