「東大和市次世代育成支援計画~すこやか親子支援5か年計画~」を策定

 平成16年5月より策定してきました「東大和市次世代育成支援計画」がまとまりましたので、その概要をお知らせします。

第1章 総論

  • 計画策定の意義
     「次世代育成支援対策推進法」に基づき、総合的、具体的な次世代育成支援対策に取り組むものです。
  • 計画策定の目的
  • 計画の性格
  • 計画の期間
     平成17年度~平成21年度

第2章 理念と目標

  • 計画策定の理念
     地域を中心とした社会全体で育てる理念のもと、家庭・学校・行政それぞれが、次代を担う子どもたちの育成支援の意義を十分に受け止め、計画を策定します。 
  • 計画の目標
     多様なサービスの提供に努めるとともに行政が一体となって、地域との連携を強化し、子どもを生み育てやすいまち、子どもが健やかに育つまちを目指します。

第3章 子どもと家庭を取り巻く東大和市の状況

  • 少子化の動向
  • 家庭や地域の状況
  • 子育て支援に関する施策動向
  • 子育てサービスの提供と利用の動向
  • ひとり親世帯の実態
  • まとめ

第4章 計画の基本的な姿勢

  • 子どもの権利や利益の尊重
  • 次代の親づくりへの支援
  • 社会全体による支援
  • すべての子どもと家庭への支援
  • 地域における社会資源の効果的な活用
  • サービスの質の確保

第5章 特に留意した4つの視点

  • 子育ての意義を実感できる施策の充実
  • 安全で安心な子育て環境の充実
  • きめこまやかな子育て支援サービスの充実
  • 市民との協働による子育て支援の充実

第6章 各論

1 地域における子育て支援サービスを充実するために

 専業主婦家庭や母子家庭を含めたすべての家庭への支援を行う観点から、在宅の子育て支援サービスの充実や子どもの健全育成、さらには障害児施策の充実を図っていきます。

  1-1 在宅の子育て支援サービスの拡充

 【主な事業】

 一時保育事業:1歳から就学前までの児童を対象に、断続的就労・冠婚葬祭・育児疲れのリフレッシュのためなど、さまざまな理由で、一時的に育児ができなくなった時に、施設で預かる一時保育を実施します。
 平成17年度から子ども家庭支援センターにおいて定員5人でスタートします。

 【その他の事業項目】

 子ども家庭支援センター事業、子育て広場事業、子育てグループの育成、園庭開放の実施、ボランティアやNPO(特定非営利活動団体)との連携

  1-2 保育サービスの充実

 【主な事業項目】

 保育園受け入れ児童数の拡充、延長保育事業、学童保育の充実、幼稚園関係者との連携

  1-3 子どもの健全育成

 【主な事業項目】

 夏季・冬季等長期休業日の児童の居場所づくり、青少年健全育成方針の推進、社会を明るくする運動の推進、イベントなどの情報提供、職場体験の実施、若年者の就労支援

  1-4 障害児施策の充実

 【主な事業項目】

 障害児のフォロー体制の整備、障害児のライフステージに応じた一元的支援体制の整備

2 母と子の健康づくり及び生活支援を充実するために

 母と子の健康の確保及び増進を図る観点から、保健、医療、福祉及び教育の各分野の連携を図りつつ、地域における母子保健施策等の充実を図っていきます。

  2-1 子どもや母親の健康の確保

 【主な事業】

 ブックスタート事業:3~4か月児健診の際、赤ちゃんにお勧めの絵本などが入った「ブックスタートパック」をメッセージや説明を添えて手渡しています。絵本の読み聞かせなどの「心のふれあい」を通し、保護者が育児を楽しみ、子どもが親に愛されていると実感できるよう、図書館と連携し、支援していきます。

 【その他の事業項目】

 子どもの健康の確保、妊産婦の健康の確保、歯科検診事業、予防接種事業、乳幼児医療費助成事業

  2-2 食育の推進

 【主な事業項目】

 離乳食講習会、幼児食講習会、親子料理教室、食育推進ネットワークづくり

  2-3 思春期保健対策の充実

 【主な事業項目】

 性や性感染症予防に関する知識の普及、喫煙や薬物等に関する教育、地域における相談体制の充実

  2-4 医療体制の充実

 【主な事業項目】

 小児医療の充実・確保、医療のかかり方に対する情報提供

  2-5 ひとり親家庭の支援

 【主な事業項目】

 母子家庭への相談体制の充実、ひとり親家庭への自立支援

  2-6 児童虐待防止対策の充実

 【主な事業項目】

 福祉・医療・保健・教育・警察等の地域における関係機関の協力体制の構築、主任児童委員・児童委員の積極的な活用

3 子どもの健やかな成長に資する教育環境を整備するために

 子どもたちが人間性豊かに成長するためには、学校における学問的な知識だけではなく、自然の中での体験学習や地域でのいろいろな世代の方との交流も大切です。家庭・学校・地域が連携を深め、子どもたちが過ごしやすい教育環境を整えます。

  3-1 次代の親の育成

 【主な事業】

 男女が協力して家庭を築くことの意義に関する教育・広報・啓発:平成2年に「東大和市婦人行動計画」、平成7年に「東大和市女性行動計画」、平成13年に「東大和市男女共同参画計画」を策定し、女性施策及び男女共同参画の推進を図っています。
 「東大和市男女共同参画計画」の中分類(課題)に「人権尊重に基づく男女平等の意識づくり」を体系づけ、それぞれの事業を各事業主管課が執行し、男女共同参画の視点から毎年チェックを行っていきます。
 また、男女共同参画情報誌「はーもにい」の発行や男女共同参画フォーラムを開催し、啓発を行っていきます。

 【その他の事業項目】

 子どもを生み育てることの意義に関する教育・広報・啓発、中学生・高校生が乳幼児と触れ合う機会の拡充

  3-2 子どもの生きる力を育成する学校教育環境の整備

 【主な事業項目】

 外部人材の活用による学校の活性化、地域と学校との連携・協力による体験活動の推進、学校・家庭・地域及び関係機関との間のネットワークづくり

  3-3 家庭や地域の教育力の向上

 【主な事業項目】

 世代間交流の推進、スポーツ指導者の育成、地域に根ざした事業の展開、児童・生徒のボランティア登録制度

4 子育てを支援する生活環境の向上のために

 子どもたちが安全に過ごせるまちは、さまざまな年代の人々にとっても豊かに暮らすことができるまちです。地域や学校を中心とした防犯体制の整備、バリアフリー化などを進める必要があります。 

  4-1 良好な住居環境の確保

 【主な事業】

 シックハウス対策の推進:健康被害の原因は、ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物と考えられています。保健所では室内環境や生活害虫、化学物質に関する相談を行い、気密化する住宅の適切な住まい方を指導しています。
 市では、「健康のつどい」や母親学級の中で保健所と協力し、知識の普及や意識の啓発に努めていきます。

 【その他の事業項目】

 良質なファミリー向け賃貸住宅や広くゆとりある住宅の確保に資する情報提供

  4-2 安全な道路交通環境の整備

 【主な事業項目】

 生活道路における通過車両や速度の抑制、幹線道路における交通の流れの円滑化

  4-3 安心して外出できる環境の整備

 【主な事業項目】

 道路・公園・公共交通機関及び公共施設のバリアフリー化、各種バリアフリー施設の整備状況等の情報提供

  4-4 子どもたちの安全・安心を確保するための活動の推進

 【主な事業項目】

 交通安全教室の推進、犯罪や不審者の情報提供、防犯ボランティアの推進、小・中学校でのセーフティ教室の実施

第7章 計画の実効性の確保

  • 計画の進行管理
  • 地域ネットワークの構築
  • 子育て支援条例の検討
     

※計画の詳しい内容については、次の施設で計画書の閲覧・配布を行っていますので、ご覧ください。
 市役所(1階市民ロビー及び福祉推進課)、清水出張所、公民館、図書館、市民センター、郷土博物館、市民会館