対象者

第1期:6か月~7歳6か月未満(ただし、標準接種開始は3歳)

第2期:9歳~13歳未満

標準接種期間前の予防接種について

まん延地域への海外渡航等医師の指示があった場合は、3歳未満でも事前申請により接種が可能です。保健センターにご相談ください。

接種回数・方法

第1期:3回

  • 第1期初回:6~28日の間隔で2回接種(標準的な接種期間:3歳~4歳)
  • 第1期追加:1期初回接種(2回)終了後、6か月以上(標準的には1年)の間に1回接種

第2期:1回(標準的な接種期間:9歳~10歳)                                               

実施場所

指定の予防接種実施医療機関

※実施時間や予約等については各医療機関にお問い合わせください。

病気の説明

 日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ウイルスは、ブタの体内で増殖します。ウイルスに感染したブタから、蚊によってウイルスが媒介され、ヒトに感染します。7~10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。ヒトからヒトへの感染はありません。流行は西日本地域が中心ですが、ウイルスは北海道など一部を除く日本全体に分布するだけでなく、熱帯、亜熱帯アジア地域にも広く常在しています。飼育されているブタにおける日本脳炎の流行は毎年6月から10月まで続きます。この間に、地域によっては、約80%以上のブタが感染しています。以前は小児、学童に発生していましたが、予防接種の普及などで減少し、最近では予防接種をうけていない高齢者を中心に患者が発生しています。感染者のうち100~1,000人に1人が脳炎等を発症します。脳炎のほか髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の死亡率は約20~40%ですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。

乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン 

 日本脳炎ワクチンは、以前はマウス由来ワクチンを使用していましたが、平成17年の積極的勧奨の差し控え後、安全性を高めるため、マウス由来ワクチンの国内生産を中止し、現在はベロ細胞という細胞でウイルスを増殖させ、ホルマリンなどでウイルスを殺し(不活化)、精製したワクチンを使用しています。小児の場合、肝炎予防というより持続感染を防ぎ将来発生するかもしれない慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発生を防ごうとすることが最大の目的です。

副反応 

 接種当日~2日後、稀に発熱、発疹、接種部位の腫れ、かゆみ等の出現が報告されています。

 

日本脳炎特例措置

 過去、日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったため、平成17年6月から平成22年3月まで積極的勧奨を控えていた時期がありました。ワクチンは変更され、平成22年4月から積極的勧奨が再開されました。この勧奨差し控えにより、十分に接種機会が得られなかったと考えられる方に特例措置がとられました。

対象者

(1)平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの方
 20歳の誕生日の前日まで、第1期、第2期を公費(無料)で接種できます。 

 ~「第2期特例」のご案内~
  東大和市では、日本脳炎第2期の接種が確認されていない18歳になる前の年度末(2~3月頃)に、接種のご案内を送付しています。(既に4回実施している方は、接種の必要はありません。)
  ※第1期の接種が終了していない方は、まず第1期の接種が必要です。
  ※第1期の接種を終了している特例対象者で、18歳になる年度のご案内を待たずに第2期接種を希望する方、第1期の3回を終えていない対象者で第1期の予診票をお持ちでない方は母子健康手帳を持参のうえ、保健センターにお越しください。

(2)平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの方
 第2期の予診票は、9歳を迎える前月末に1組送付しています。
  ※第1期の接種が終了していない方は、まず第1期の接種が必要です。予診票の発行は、9歳の誕生日を迎えてから可能となりますので、母子健康手帳を持参のうえ、保健センターにお越しください。
  ※7歳6か月~9歳未満の接種は、公費対象外となりますのでご注意ください。

 

参考

子どもの定期予防接種