対象者

生後5か月~1歳未満(標準的な接種期間:生後5か月~8か月になる前日)

標準的接種期間前の予防接種について

結核まん延地域への海外渡航等医師の指示があった場合は、生後5か月未満でも事前申請により接種が可能です。保健センターにご相談ください。

接種回数・方法

 1回 

実施場所

市内の予防接種実施医療機関

※実施時間や予約等については各医療機関にお問い合わせください。

病気の説明

 結核菌の飛沫感染で起こります。結核菌を吸い込んだすべての人が感染し、発症するわけではありません。感染してから発症まで、長期間を要すこともあり、抵抗力が落ちた時に発症することもあります。日本での結核患者はかなり減少し、平成26年度は初めて2万人を下回りましたが、いまだ年間1万9千人以上の結核患者が発生し、高齢者ばかりでなく、若い人の感染も多く報告されています。結核の抗体(免疫力)はお母さんからもらうことができないため、生まれたばかりの赤ちゃんでもかかることがあります。乳幼児が感染すると、全身性の結核にかかったり、結核性髄膜炎になることがあり、重い後遺症を残す可能性があります。

BCGワクチン

 牛型結核菌を弱毒化してつくった生ワクチンです。上腕の外側にBCG液を塗ったあと、9本の針がついている「管針」を2か所、スタンプ方式で押し付けワクチンを植え込みます(管針法)。免疫不全の人、治療で免疫抑制を行っている場合は、接種できないことがあるので、医師と相談してください。

副反応

 接種後10日頃に、接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さい「うみ」をもつことがあります。この反応は接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後「かさぶた」ができ、接種後3か月までには治ります。接種局所には、小さな傷痕(点状)が残りますが、これは異常反応ではなく、結核への抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治る(傷痕になる)まで、接種局所はできるだけ清潔に保ち、強くこすらないようにしてください。接種した側の、脇の下のリンパ節が腫れることがあります。ただれたり、大きく腫れたり、化膿しうみが出るような場合は、医師に相談してください。

コッホ現象

 通常の反応時期に比べ、早い時期(接種後10日以内)に、接種局所の発赤・腫脹・化膿がみられ、2~4週間後に消炎し、傷痕を残して治癒することがあります。お子さんが結核にかかったことがある・結核を発症している人と接触し、感染している可能性のある場合に出やすい反応です。コッホ現象と思われる症状が見られた場合は、速やかに医師に相談してください。

 

参考

子どもの定期予防接種