認知症とは

 認知症は、年齢相応の物忘れとは違います。
 認知症は脳の病気です。脳の一部に生じた病変によって、「物忘れ」や「判断力の低下」などが起こり、今までできていた自分のあたりまえの生活が困難になる病気です。85歳以上の高齢者の4人に1人は、認知症があると言われ、誰もが起こりえる病気でもあります。
 認知症は、少しずつ進行し、介護の期間は年齢や症状によっても様々ですが、周りが気づいてから10年近く、あるいはそれ以上になる場合があります。
 症状が軽いと、周囲が「ちょっと変だな」と思っても、本人が比較的元気なため、そのまま時間が過ぎていくことが多いのが現状です。病状が進行するにつれて、生活できないほどの記憶障害や行動障害が現れ、家族や周囲の介護が困難になってきます。残念ながら、認知症は治療が難しいものがほとんどです。
 でも、「何もわからなくなるのだから仕方がない・・・」とあきらめないでください。軽度のうちにかかりつけ医や病院の神経内科、心療内科、脳神経外科、認知症専門医(もの忘れ外来)等に相談をしていくことで、進行が抑えられることがあります。また、診断を受けることで「認知症」という病気に対する心構えや備えを持つことができます。
 認知症の方が地域で穏やかに暮らしていくためには、本人と家族の方々に対する地域での様々な支えが大切です。例えば、認知症の方は、外へ出て途方にくれたり、困っているような時に、優しく穏やかに声をかけてもらうと安心して落ち着きます。
 認知症の人や介護する人が安心して住みなれた地域で生活を継続できるよう、家庭で、家族で、職場で、地域の皆さんで、正しい理解をしていきましょう。

認知症ガイドブック

 東大和市では、認知症の人が住みなれた地域で安心して暮らせるように、認知症という病気のことや、認知症ケアパス(認知症の進行に合わせて、どの時期にどのようなサービス(支援)が利用できるのかをまとめた表)や、市内の認知症に関する情報を一冊まとめた「認知症ガイドブック」を作成しました。

認知症について考えるきっかけに、サービスや相談機関の把握に、「認知症ガイドブック」を活用してください。

認知症疾患医療センターが指定されました

 東京都の指定を受け、平成27年9月に社会医療法人財団大和会東大和病院が、地域連携型疾患医療センターを開設しました。地域の専門機関として、認知症に関する専門医療相談や認知症の診断、身体合併症と周辺症状への対応等を行っています。下記のような変化に3項目以上思い当たる時は、なるべく早く、かかりつけ医に相談後、もの忘れ外来(地域連携型認知症疾患医療センター)を利用してください。

  1. 最近もの忘れが目立つ 
  2. 同じ話を繰り返す
  3. 道が分からなくなった
  4. お金などを取られたと言う 
  5. 話のつじつまが合わない

東京都指定 地域連携型認知症疾患医療センター もの忘れ外来(外部リンク)

 もし、本人が受診を拒否する場合には、無理強いをせず、かかりつけ医やもの忘れ外来の電話相談窓口、高齢者ほっと支援センターなどに事前に相談をして、本人が安心して受診できる方法を考えていきましょう。 

 認知症について正しく理解をして、偏見や誤解のない地域にしていきましょう。


 認知症に関して、いろいろな情報を発信しているサイトがあります。認知症チェックのできる無料アプリもあります。参考にご覧ください。

NPO法人オレンジアクト 「オレンジアクト」というサイトへの外部リンクです。

問合せ先

  • 東大和市高齢者ほっと支援センターいもくぼ 
    電話 042-563-8777  ファックス 042-590-3287
  • 東大和市高齢者ほっと支援センターきよはら 
    電話 042-590-1138  ファックス 042-590-1186
  • 東大和市高齢者ほっと支援センターなんがい 
    電話 042-566-8133  ファックス 042-566-8134
  • 高齢介護課(市役所2階6番窓口)