生活騒音の規制

生活騒音は、日常生活において常に発生するものであり、まったく出さないということはできません。立場が変われば、お互いが加害者になったり、被害者になったりする可能性があります。
隣家の生活上の騒音などについて、行政機関が規制するための法律はありません。騒音の規制にかかわる「騒音規制法」や「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」の規制基準による規制にはなじみにくい所があります。

生活騒音を減らす工夫や気くばり思いやりを

音は人によって感じ方が違うものです。自分にとっては快適な音楽でも他の人にとってはうるさい音と感じることがあります。また、ドアの開閉や人の会話でさえもうるさく感じる人もいます。自分では気づかぬうちに、生活騒音で近隣に迷惑をかけていることがあるかもしれません。
一人ひとりが様々な日常生活において出される音を意識し、周囲の方へ思いやりをもち、少しでも騒音を減らす工夫をしてみましょう。

生活騒音の解決に向けて

生活騒音に関して、近隣の居住者は、お互いにある程度は我慢する必要があります。
一人ひとりがモラルや地域のルールを守るように気をつけて、当事者間の話し合いのなかで自主的に解決するように努めることが望まれます。そのためには、日頃からあいさつをするなどご近所づきあいを良好にして、お互いに相手の気持ちを思いやることが大切です。
騒音を迷惑と感じたら、早めにさりげなく理解を求めてみましょう。言いにくければ手紙で投函したり、ご近所の方や管理者に相談してみましょう。もし苦情を言われたら、感情的にならず、相手の話を謙虚に聞き、相手の立場にたって改善に努めましょう。

また、隣家の生活上の騒音について、お悩み・ご相談等を希望されてる方は、国によって創立された法的トラブル解決のための総合案内所として「日本司法支援センター法テラス」がありますので、こちらへご相談されることも一つの方法です。

 

騒音対策の具体例について

音響機器(テレビ、ラジオ、

ピアノ、ステレオなど)

 

・隣家から離れた場所に設置し、向きに注意する。

・機器使用の際には、窓やドア、カーテンを閉める。

・夜間・早朝に使用する際には、音量に注意する。

・長時間の使用は避ける。

・ヘッドホンやイヤホンを使用する。

・二重窓等の防音構造をとる。

  

 

  

空調機器(エアコンなど)

 

 

 

・室外機は隣家から離れた場所に設置し、しっかりと

 固定する。

・隣家に近接して設置する場合は、防音壁等を設置す

 る。

・夜間・早朝に使用する際には、特に注意する。

・定期的に管理や点検を行う。

 

洗濯機

掃除機

 

・夜間・早朝はできるだけ使用しない。

・長時間の使用は避ける。

 

 

自動車

 

・ドアやシャッターの開閉は静かに行う。

・不用意なアイドリングは避ける。(特に夜間・早朝)