防災意識を高めよう!

 9月2日、市では東大和市総合防災訓練が予定されていましたが、悪天候のため残念ながら中止となってしまいました。ここ数年は大規模な台風や豪雨が発生するようになり、災害に関心をもつ機会が多くなったことと思います。私個人も今年は非常持ち出し袋の中身を久しぶりに点検するなど、災害を意識することが多かったように感じます。自らの命を守るために、今一度防災について考える機会を設けてみてはいかがでしょうか。
 堤防などの土木構造物は、想定した災害に余裕をもって耐えられるように造られています。災害の規模がその想定よりも小さければ、我々に被害が及ぶことはほとんどないと考えてよいでしょう。しかし、その想定よりも大きな規模の災害が発生してしまうと、耐えきれずに周囲に被害が及ぶことになってしまいます。近年、この想定をはるかに上回る規模の強烈な台風や豪雨が頻発しているため、報道で浸水被害などの光景を目にする機会が増えてしまっているのです。
 そこで、最近の災害対策は「少なくとも命だけは守る」ことが中心となってきています。それを達成するためには、堤防などの整備だけでなく住民の皆さんの自主的な避難が必要不可欠なのです。東大和市の公式ホームページに市の防災についてまとめられていますので、避難所はどこなのか、自分の住んでいる家はどの程度安全なのかといったことを予め頭に入れておくと、実際に避難することになったときに役に立つでしょう。
 ただ、例えば浸水予想区域図で自分の家が浸水区域内になかったからと言って安全とは限りません。浸水予想区域図で想定している雨よりも大きな規模の雨が降る可能性も十分にあるからです。もはやどんな規模の災害が発生してもおかしくない時代になってしまったので、自らの命を守るために、防災についての意識を高くもっておくことが大切です。
(市民記者 本合弘樹)