現状と課題

  •  近年、都市化や生活の利便性の向上等により日常生活における身体活動の場や機会が、減少しています。また、社会の複雑・高度化、高齢化の急速な進展や週休2日制の普及等に伴う自由時間の増大など社会状況も変化し、仕事中心から生活重視へという国民の意識や価値観の変化が見られます。こうした状況において、スポーツが心身ともに健康な生活を営む上で、不可欠なものとなっており、ますますその重要性が高まっています。
     
  •  本市では、スポーツ・レクリエーション活動の振興を図るため、市民体育館・市民プール・上仲原公園運動場・桜が丘市民広場などの整備、学校体育施設の開放などにも努めてきましたが、今後も市民一人ひとりがスポーツ活動を継続的に実践できるようなスポーツ環境の整備が求められています。特に学校体育施設等の整備充実は大きな課題となっています。
     また、市民が主体的にスポーツ活動に取り組めるよう、スポーツ施設の利用や各種スポーツ事業、質の高いスポーツ指導者などに関する様々な情報を容易に入手できる情報提供体制を整備することが課題となっています。
     
  •  市民の誰もが、生涯にわたりスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会を実現するためには、市民のスポーツへの主体的な取り組みを基本としながら、市民ニーズに対し的確に応えることが必要です。また、誰もが、いつでも、自分の体力と技能に応じて自由に参加できる総合型地域スポーツクラブの育成が必要となっています。
     
  •  児童・青少年にとってスポーツ活動に親しむことは、心身の健全な発達を図る上で重要な役割を果たすとともに、生涯にわたってスポーツに親しむ基礎を培うという重要な意義を有しています。このため、平成14年度からの完全学校週5日制の実施を踏まえ、学校内外を通じた児童・青少年に対するスポーツ活動の充実の必要性が高まっています。

スポーツ・レクリエーション施設(市管理施設)
施設名 用途 所在地
市民体育館 室内競技全般 桜が丘2-167-13
市民プール 水泳 桜が丘2-167-13
上仲原公園運動施設 野球・陸上・テニス 向原1-1
桜が丘市民広場 野球・ソフトボール・ゲートボール・サッカー・運動会・レクリエーション 桜が丘2-142-2
弓道場 弓道 蔵敷3-801-2
清水ゲートボール場 ゲートボール 清水2-928-1
新堀ゲートボール場 新堀3-6-1
芝中多目的広場 蔵敷3-756-8
高木ゲートボール場 高木1-28-1
奈良橋ゲートボール場 奈良橋6-717
林間こども広場キャンプ訓練施設 キャンプ 芋窪5-1142-1
 

第二次基本計画の「主な事業」の達成状況
事業名 事業概要 達成状況 第三次計画での扱い
桜が丘市民広場の整備 夜間照明、駐車場、駐輪場、グランドの整備 着手 中止
校庭夜間照明の設置 学校校庭に夜間照明を設置し、地域開放を促進 未着手 継続
第二体育館の建設 温水プールを備えた体育館を建設 未着手 中止
市民保養所の建設 市民のスポーツ・レクリエーションの場として保養地に建設 未着手 中止
 

基本目標

  1. 市民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会の実現をめざします。
     
  2. 生涯スポーツ社会の実現に向けた、地域におけるスポーツ環境の整備、充実を図ります。
     
  3. 勤労者などのスポーツの機会の拡充を図れるよう、インターネット等を活用した情報提供に努めます。
     
  4. スポーツの機会を提供する公的主体、民間主体が一体となった取り組みを積極的に展開し、一層のスポーツ振興を図っていきます。 

施策の方向

  1. 生涯スポーツの推進
     
     
    生涯スポーツを推進するため、国におけるスポーツ振興計画などを参考としながら、本市におけるスポーツ振興計画を策定します。
     
     また、市民が日常的にスポーツを行える場としての総合型地域スポーツクラブの育成に努め、高齢者・障害者のスポーツ参加を積極的に進めます。
     
     さらに、子どもたちの余暇時間の増大や多様なスポーツニーズに応えるため、学校や児童館との連携を深め、学校内外のスポーツ活動を充実します。
     
  2. スポーツ・レクリエーション活動の充実
     
     
    市民一人ひとりのライフステージに応じて参加できる競技会・スポーツ教室など各種事業の充実を図ります。
     
     また、今後、総合型地域スポーツクラブの創設を担うなど、市民のニーズを踏まえたスポーツ振興の推進役として期待される体育指導委員の研修の充実を図ります。あわせて、スポーツ活動が高度化、多様化する中、質の高い技術・技能を有する指導者の養成・確保に努めます。
     
     さらに、各種スポーツ組織・団体との連携・協力を進めるとともに、自主的活動に対しても支援を充実していきます。
     
  3. 情報・相談機能の充実
     
     
    市民がスポーツ活動に興味や関心を持ち、スポーツ活動への積極的参加が図れるよう、多様な媒体を活用した情報提供に努めていきます。今後は、特に、インターネットの活用により、市民がより簡便な方法で情報を入手できるシステムづくりを進めます。
     
     また、保健センターや医療機関などとの連携を図り、健康・体力相談の充実に努めます。
     
  4. スポーツ施設の充実
     
     
    地域における身近で親しみやすいスポーツ活動の場を拡充するため、市の既存施設の改修整備を進めます。また、地域スポーツの拠点として期待されている学校体育施設を地域住民が活用しやすいよう、必要な夜間照明施設や、クラブハウスなどの整備に努めます。
     
     さらに、市内の企業福利厚生施設や民間スポーツ施設の地域開放により、市民活用の機会が拡充できるよう、協力体制の充実を図っていきます。

施策の体系

 スポーツ・レクリエーションの振興の振興

生涯スポーツの推進
  スポーツ振興計画の策定
  地域スポーツクラブの育成
  高齢者・障害者の参加の促進
  学校・スポーツ団体等との連携の強化

スポーツ・レクリエーション活動の充実
  各種教室・大会の充実
  指導者の養成・確保
  組織・団体の育成

情報・相談機能の充実
  情報提供システムの構築
  相談体制の充実

スポーツ施設の充実
  既存施設等の整備
  自主的活動への援助
  民間施設等の活用 

主な事業(スポーツ・レクリエーションの振興)

事業名 事業概要 前期
(平成15年度~19年度)
後期
(平成20年度~24年度)
スポーツ施設の整備 テニスコートや市民プール等の施設・設備を改修 施設・設備改修 施設・設備改修
校庭夜間照明の設置 学校校庭に夜間照明を設置し、地域に開放 設置 設置