公民館の重点目標(平成23年度)

 公民館は、社会教育機関として市民の学習要求に応え、その機会を提供してきました。近年、社会がますます高度化及び複雑化するなかで、市民一人ひとりがより豊かで充実した人生を送るために自己を一層高めようと努力しています。これからの公民館には、ますます市民が必要と考える多様な学習内容に応えていくことが求められています。
 また、公民館は地域社会の活性化のために「地域づくり」の拠点として、よりよい人間関係を基盤とした住民相互の豊かな関係づくりなど、課題の解決を図る一助となることも大切であると考えています。それとともに、利用者との生き生きとした関係を保ちながら、市民が新たな文化の創造の主体となれるよう支援する役割をも担っていると言えます。
 平成23年度は、公民館開館40周年を迎えます。今年度は、節目の年に当たり、さまざまな記念事業を予定しています。改めて、市民一人ひとりの学習権を保障するための工夫を重ねていきながら、暮らしをより豊かにするための学びの場として、また、出会いとふれあいの場として地域ネットワークの核となるよう、施設の運営と事業の実施を推進していきます。
 40周年記念事業のテーマ「地域力を高めるための公民館」に沿って、公民館の役割と課題を明らかにしながら、市民一人ひとりのために地域に存在する公民館が中心となり、次のような考えで「地域の力」を高める取り組みを推進していきます。
 

1 公民館の運営と施設ーすべての市民に開かれた場となるように運営していきます
 

  • 多様な学習内容に対応できるような相談業務の充実を図ります。
  • グループ活動を支援しながら、利用者相互の交流を図ります。
  • 老朽化した施設や備品の計画的な整備を推進します。
     

2 公民館の事業ー「地域の力」を高めるための事業を推進します

(1)多くの市民が参加できるような条件整備を図ります

 障がいのある方や子育て世代も参加しやすいようにするほか、初めて地域活動に参加するきっかけ(地域デビュー)をつくるようにする。また、地域にある学校等の関係機関との連携を大切にします。

(2)市民が抱えている地域の課題や社会的な問題を取り上げます

 少子高齢化や情報化、国際化や環境問題等の社会の変化の中で、学習の機会や地域づくりの拠点として、人間性豊かな生活を営むための課題に取り組む活動を大切にします。 

(3)市民が主体的に学習のできる事業を推進します

 社会教育施設としての役割を改めて認識し、市民の声を大切にするとともに「市民企画講座」等を展開することによって主体的に学習ができるようにします。また、地域の団体や利用者とのよりよい協力関係に基づいた共催事業を進めていきます。